こんにちは。彩桜です。
みなさんは愛猫のノミダニ対策をしていますか?
ノミダニを放っておくと、痒いばかりか皮膚病やアレルギーになる可能性もあります。
今回はノミ、ダニ予防や退治について書いてみたいと思います。
- 猫のダニ・ノミ駆除どうやってする?
- 遅かった!ダニに刺されて痒い!
- ダニ・ノミ退治で効果があったものを知りたい
そんな人に。
猫のノミ・ダニ駆除が必要な理由
ノミ・ダニを媒介して起こる病気の予防
ノミダニを媒介して起こる、人間の病気の例です。
- アレルギー性皮膚炎
- 猫ひっかき病
- 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
- ライム病
アレルギー性皮膚炎
皮膚炎で悩まされる人も多いのではないでしょうか。
血液検査で、どんなアレルギーを持っているか、調べてもらうのも良いでしょう。「猫アレルギー」ってでたら悲しいですけど。
猫ひっかき病
実際、私が学生の時、クラスに猫ひっかき病になった人がいました。
バルトネラ症ともいいます。猫のツメや口の中にバルトネラ菌がいる場合、引っかかれたり、咬まれたりすることで人に感染します。5~15%の猫が保菌していると言われます。(ノミを媒介する場合もあります。)
リンパ節の炎症や発熱を引き起こします。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
マダニから感染します。主な症状は発熱や消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)で、時に筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴うことがあります。有効なウイルス薬はなく、症状に合わせて治療されます。
ライム病
マダニから、ペットや人に感染します。皮疹、関節炎や神経症状が主な症状で、抗菌薬で治療します。
人が外から持ち込む場合もある
田舎は草や植物が多いですし、野良猫も多いです。猫を直接なでなくても、気づかないうちにノミを服などにつけて持ち帰ってくることもあります。
たまごのノミ駆除が大変だったことがあります。たまごは完全室内飼育ですが、ベランダに野良猫が来ることがあるからでしょう。接触しないように気をつけてはいますが。

完全に野良猫の避暑地だよね。
刺されると痒い
とにかく痒いです。ノミに刺された夫は、後が残ってしまいました。私はダニに刺されて、1か月ほど痒みが続きました。風呂入った後の痒み。蚊に刺されたときより何倍も痒いです。集中力もなくなり、ちょっとイライラしてしまいます。
痒みからのストレス
猫も人も、皮膚が痒ければ搔きます。人間は痒み止めを塗ったりできますが、猫は毛があるので塗りにくいです。なめてしまうため「薬をつけて治す」というのが難しいです。皮膚状態が悪くなったり、痒くてストレスになってしまいます。
猫のノミ・ダニの駆除薬

病院で買ったり、ネットで買うことが出来ます。体重や健康状態を総合して判断して貰った方が安全なので、病院で処方してもらうのがオススメです。
うちの愛猫をみていただいた獣医さんは、「市販薬は忌避効果はあるけど、駆除はできない」と言っていました。
ノミ取り首輪もありますが、誤飲の心配があるため、試したことはありません。また、ノミ取りの首輪をつけている猫ちゃんは、口の扁平上皮癌になりやすいという研究報告もあるそうです。
使用方法は、液を、首などの皮膚に付けます。皮膚から吸収され、24時間~48時間後くらいに効果が出てきます。
初回は動物病院でしてもらうのがオススメです。つけ方を教えて貰えます。毎月連れて行くのが大変なので、その後は自分で出来るようになるのが良いかもしれません。いくつかまとめて買っておくと便利です。
フロントラインプラス
たまつくはフロントラインプラスを使うことが多かったのですが、効かなくなってしまい、、レボリューションを使用するようになりました。動物病院の先生いわく、昔から使われていたので耐性ができている可能性があるとのこと。
レボリューションプラス
レボリューションはノミ、猫回虫、ダニに効果があり、フィラリア予防にもなります。
フィラリアは犬の病気と思われがちですが、猫もかかることがあります。フィラリアに感染した犬を蚊が吸血し、その後猫の血を吸って猫の体に入り込みます。猫のフィラリアは治療法がありません。犬とは違い、急にショックを起こして亡くなってしまうことも。フィラリア感染の頻度は犬よりも低い」とはいえ、とても怖いです。
ブロードライン
ブロードラインは、フィラリア予防、マダニの駆除、鉤虫駆除ができます。
レボリューションとの違いは、鉤虫駆除、条虫、瓜実条虫、多包条虫などの寄生虫に効果があることです。外に出かける猫や、保護して迎えるときは、こちらが良いでしょう。
アドバンテージ
アドバンテージは、ノミ駆除剤です。ダニには効果なしのようです。
以前たまごにノミが寄生したときに使用しました。効果が薄く一週間後に、またノミだらけになったことがあります。いつもお世話になっていた病院が休みで、慌てて違う病院に駆け込んで処方して貰いました。駆除が遅くなったのが原因かもしれません。本当にたまごには申し訳ないことをしました。
猫に寄生したダニ・ノミ退治どうする?
前述したとおり、駆除が遅くなり、ダニもノミも増えてしまったことがあります。(今年は抜歯手術で頭がいっぱいだったのもある)

言い訳じゃね?今回が初めてじゃないだろ

ごもっともです。ごめんなさい。
家の中のダニ・ノミ退治
布系の物を洗う、衣類乾燥機
ノミの場合、水洗いしても生きていることがあります。死んだように見えても、あとで復活することもあります。
布系の物は乾燥機にかけるのが良いでしょう。ノミは60度以上で死滅します。ダニは50度以上で死滅し、湿度60%以下では繁殖できないそうです。
布団乾燥機
敷き布団は洗えないので、霧吹きタイプの駆除薬や(ペットOKの物を使用)掃除機、布団乾燥機を駆使しました。
掃除機
ダニは掃除機ではあまり吸えないという報告もあります。繊維に絡んでいたり、逃げてしまうそうです。ですが、ダニの糞や死骸などを除去するのには有効です。
シーツや毛布は、布団乾燥して、掃除機をかけるのが良いでしょう。
退治用品(スプレーなど)
さよならダニー、めっちゃ効きました。もっと早く使えば良かったです。(買い物リストにメモ)
バルサンを使用するという手もありますが、使うときは注意が必要です。必ず猫も一緒に退避。終わった後に、衣類を洗濯したり、口にする食器などは全て水洗いしないといけません。結構手間です。
まとめ
ダニ・ノミは早めに対応することが大切です。遅ければ遅いほど、駆除も大変になります。愛猫はもちろん、自分がつらい思いをしないよう予防しましょう。
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