猫と暮らすために必要な3つのこと

こんにちは彩桜です。

みなさんは、猫が好きですか?

これから家に迎えたいと考えている人も、多いのではないでしょうか。

今回は、私が猫と暮らしてみて思う、猫と暮らすため必要な3つのことを書きたいと思います。

  • 猫を迎える方法は?
  • 最初に何を準備しておいたらいい?

そんな疑問を持つ方に。

猫と暮らすために必要なこと

大切なのは次の3つです。

  • 愛情
  • 経済力
  • 看取る覚悟

1.とにかく愛情

とにかく愛情が大事です。猫はとっても可愛いですが、生きものです。

布団に粗相されることや、大切な物を壊すこともあるでしょう。それでも愛情を持って、大切に接することができるでしょうか?

2.病院へ連れていける経済力

病気になったときに、すぐに病院でみてもらえる環境や、治療できる経済力が必要です。

猫貯金はするべき!

私が猫を迎えた当初、医療費について甘くみておりました。反省しています。もちろん「お金がなくて通院できない」ということはありませんが、やはり治療費は家計を圧迫します。

高齢になるまで健康なら、それほどお金はかかりませんが、ずっと健康という保証はありません。

知り合いで、猫が骨折して、手術費用が35万円かかったという人もいました。万が一の時に、少しずつ猫貯金しましょう。

愛猫つくしは、病気で2か月くらい通院しました。

つくしが病気でかかった費用
  • 皮下点滴・内服/75,000円
  • 入院・処置・血液検査・エコー/38,800円
  • 缶詰27個/13,500円

つくしはペット保険に入っていましたので、缶詰以外の医療負担は50%でした。

保険の契約内容によって異なりますが、去勢、避妊手術、ダニやノミの駆除、ワクチンは適用にならないことが多いです。

3.看取る覚悟

猫を迎えたら、いつかは看取らなければいけません。亡くなる理由は老衰とは限りません。急な病気に見舞われることもあります。

つくしは、2021.2.25に亡くなりました。13歳と高齢ではあったものの、数か月前までは元気に食事し、遊んでいました。急に弱っていく姿をみるのは、想像以上につらいことでした。ペットロスで「もう猫は飼えない」という人の気持ちが、よくわかります。

けれど、一緒にいた時間は本当にかけがえのない時間でした。つくしを迎えて、後悔はありません。

猫に必要なもの

Photo by Mraqieb

迎えるまでに用意しておくもの

迎えるまでに必ず用意しましょう。

  • 猫トイレ(猫砂や、ペットシーツ)
  • キャットフード、水(猫の食器)

猫トイレ

猫トイレは、砂が必要なもの、不要のもの、カバーがあるものなど、たくさん種類があります。

たまご&つくし(たまつく)は、システムトイレは嫌いで、ほとんど使いませんでした。

つくし
つくし

俺は、ちゃんと砂を丁寧にかけるのが好きなのだ。

たまご
たまご

俺はテキトー。つくしがやってくれるし。

トイレは、迎える頭数+1個を目安に置きましょう。

サイズは、猫の1.5倍の大きさが良いと言われます。こまめに掃除し、清潔に保ちましょう。

キャットフード、水

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水は水道水で大丈夫です。人間が飲むミネラルウォーターは、猫にとってはミネラルが多すぎることがあります。与えるのはやめましょう。

猫用のミネラルウォーターが販売されています。災害対策に、購入しておくのがオススメです。

キャットフードは年齢に合ったものを選んであげましょう。

適宜用意するもの

適宜用意するもの
  • キャリーバッグ、ケージ
  • おもちゃ
  • 爪とぎ、爪切り
  • ブラシ
  • 猫用ベッド
  • キャットタワー

猫のキャリーバッグ・ケージ

猫用キャリーバッグは病院に連れて行くときに必要ですので、用意しましょう。

ケージは、絶対に必要というわけではありませんが、あった方が便利です。災害対策として、ケージを車に置けるように準備する方もいらっしゃいます。

猫がケージ=安全な場所とわかると、迎えた直後も安心して過ごして貰えそうです。

たまつくを迎えた時は、自由に好きなところで過ごして貰う感じでした。しかし、不安だったのか押し入れの毛布に粗相していました。

怖がりな猫ちゃんのためにも、粗相されないためにも用意しておいた方が良いかもしれません。

おもちゃ

最初は遊ぶ余裕のない子も多いですが、慣れるためにも早めに用意してあげましょう。猫は遊び上手なので、何でもおもちゃにしてしまいます。大事なものは、しまっておきましょう。

また、誤飲には気をつけましょう。輪ゴムなど飲み込んでしまいそうなものは、片付けておくと安全です。

爪とぎ、爪切り、ブラシ

爪とぎは、猫のストレス解消にもなります。畳やカーペットにガリガリしてしまうこともあるので、部屋ごとに置いておくと、すぐ研げて安心です。

不思議なもので、たまつくはマンションでは柱に爪とぎしませんでした。木造に引っ越したら、ガリガリしていました。木の匂いのせいでしょうか??  

たまご
たまご

本能さ

つくし
つくし

木はね、良いよ~。俺、匂い好きなんだ。

爪切りは、病院でも切ってもらえます。(料金は動物病院によって異なります)

慣れないうちは切って貰っていましたが、徐々に慣らして切れるようになりました。

たまつくは、おだてまくり、なでなでしながら切ると大人しくしています。どうしても難しい子はタオルにくるんだり、他のことに気を取られている隙に切ったりします。

ブラッシングは大事です。特に換毛期。たくさんなでるだけでも毛づやは良くなりますが、ブラッシングもしてあげましょう。皮膚の状態も、一緒に見てあげてください。

猫のベッド、キャットタワー

室内飼育の猫は、運動不足になりやすいです。キャットタワーで上下運動することでストレス解消になったり、足腰も強くなります。猫は高い所が大好きです。上から観察することで安心するようです。

他にも、ゆっくり休めるベッドを用意すると、リラックスできるでしょう。

猫を迎える方法

Photo by fox

猫を迎える方法を、3つご紹介します。

  • 保護猫を引き取る
  • ペットショップで迎える
  • ブリーダーさんから引き取る

保護猫を引き取る

私は保護猫を引き取りました。我が家の永遠のアイドル、たまつくです。ネット掲示板で紹介されていました。

保護していた方の家に何度か遊びに行き、最終的に1か月のトライアル後、譲渡していただきました。

最近は、保護猫カフェも増え、カフェで保護している子を譲渡してもらえることもあります。他にも「猫の譲渡会」に行ってみたり、保護センターに問い合わせてみましょう。素敵な出会いがあると思います。

ペットショップで迎える

個人的には「生きものがケースに入っていて値段がついている」という光景は、違和感があります。それが人間だったら・・・って置き換えると、ちょっと背筋が凍りませんか?

「動物でしょ?人間とは違うよ」っていう考えの人もいるのは承知です。可愛いですし、動物に罪はないというのも、わかっております。あくまでも私は、です。

気をつけておきたいのは、ペットショップによっては、売れ残った子は「引き取り業者に回収されることもある」ということ。悪質な引き取り業者に回収された子は、劣悪な環境で放置され、死んでいるということもあるのです。

ペットショップで購入するということは、「需要を増やしている」ということです。ビジネスなので繁殖させる売る売れ残る子が出来るという構図が出来てしまいます。

そうしたことを知った上で、考えて迎えることをお勧めします。

ブリーダーさんから引き取る

ブリーダーさんに知り合いがいれば、そこから譲ってもらう方法もあります。

どこで生まれたか、兄弟はどこか、どんな飼育状況だったかを知った上で迎えることができます。

おわりに

猫を迎えるのは簡単です。大事なのは、その後。病気など、心配事も増えます。

猫が高齢になったら、留守番させておけず、旅行に行けないこともあるかもしれません。それでも迎えて良かったと思います。かけがえのない大事な家族です。

つくしが亡くなった時、凄くつらかったけど(私が生きてきた中で、一番つらかった)つくしと居た日々は幸せでした。私は、たまつくと出会うために生まれてきたといっても過言ではありません。

これから猫を迎える方は、猫と過ごす素敵な時間を、いっぱい楽しんでくださいね。

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