こんにちは。彩桜です。
みなさんのお家の猫ちゃんは、ペット保険に入っていますか?
愛猫、たまごとつくしは、6歳で入りました。高齢になると、何かと病気が多くなります。そんなとき、ペット保険に入っていると安心です。
今回は猫の保険について書いてみたいと思います。
- ペット保険って?入るべき?
- どんな保険があるの?選び方は?
- ペットの医療費ってどのくらいかかる?
そんな疑問のある方に。
ペット保険って?
動物には人間のような健康保険制度がありません。急な病気や手術を行う場合、100%自己負担になります。ケガや病気によっては、高額になることもあります。知り合いの猫ちゃんは、骨折して手術に35万円かかったそうです。
そんなとき、ペット保険に入っていれば、加入している保険割合に応じて保険会社が支払ってくれます。病院の窓口で保険証をみせれば、すぐに精算できる保険会社もあり、とても便利です。
高齢になると、体調不良も多くなり、病院へ行くことが増えます。急な出費に対応できるのは、魅力です。
ペット保険は、入るべき?

猫貯金が、たくさんある人は、入らなくても良いでしょう。しかし、将来が不安だと感じる人は、入っておいた方が安心です。
飼い主も人間です。体調を崩して働けなくなる可能性もあります。
私たち夫婦は病気になり、収入が激減したことがあります。まとまった貯金があったとしても、収入が減ると不安も大きくなるものです。
猫の保険はもったいない?
全く保険を使わなくても、保険料はかかります。勿体ないと思う人もいるかもしれません。
猫の保険は年齢によって上がることが多いです。補償内容によっても異なりますが、年間20000~80000円程度かかります。10年かけ続けると、数十万円になります。
保険に入ってから8年間、たまごとつくしが病気や怪我をすることは、ほとんどありませんでした。
しかし、猫の一生でかかる病院代は猫によって様々です。高齢になるまでほとんど病院へ行くことがなかった、つくしのような子もいれば、病気になって医療費がたくさんかかる子もいます。
保険料は、自分の愛猫に使われなくても、保険に入っている他の動物たちに使われます。「動物たちのために入っておこう」と考えています。

保険とは、助け合いなのだ。
保険の選び方
色々な保険がありますので、資料請求してみましょう。
ペット保険に加入するときは、次のことを注意しましょう。
終身契約かどうか
近年は、終身契約が多いと思います。終身ではなく、「15歳まで」と年齢制限がある保険もあります。
その年齢をこえると、更新されないので注意しましょう。
また、加入時の条件のまま終身で継続できるかどうかも確認しましょう。更新時に条件が変わってしまう保険もあるようです。
毎年保険料が変わるのか
たまつくは、毎年保険料が上がっていく保険に入っています。高齢になると金額が上がる保険がほとんどですが、数年に一度上がるタイプの保険もあります。
猫の平均寿命は15歳ですが、その頃には、保険料がどのくらい上がるのかを見ておくと良いでしょう。
補償内容
通院・入院・手術、どれが補償されるのか確認して加入しましょう。「安いと思って加入したら、通院は支払われない契約だった」ということがないよう、補償内容はしっかりチェックしてください。
補償割合
補償割合とは、保険会社が支払ってくれる金額の割合です。50%、70%、90%でプランが用意されていることが多いです。
たまごが入っている保険は50%です。割合が大きいものほど保険料は高くなることが多いです。
年間の日数・回数制限
年間に使える日数や回数の制限をつけている保険会社もあります。20~60日という保険が多いですが、この日数を超えて通院した分の保険料は支払われません。猫は腎臓病になりやすいです。長期に通院しなければならないこともあります。
また、日数制限のない保険の中には、歯周病や腎臓病が補償対象外になっているものもありますので、よく検討しましょう。
補償対象外の病気
補償対象外の病気はしっかり確認しましょう。せっかく保険に入ったのに、対象外だと支払われません。
歯周病、腎臓病、尿路結石の治療が対象外になっている保険もあります。すべて猫によくある病気です。歯周病は手術になると費用もかかりますので、補償対象になっている保険を選ぶと良いでしょう。
今、治療している病気がある場合、その病気に対する保険は支払われないことがほとんどです。
また、基本的に避妊去勢手術や、ワクチン、ノミダニ駆除は適用外です。
免責金額
免責金額は保険が支払われない金額です。大きな病気や怪我のときだけ手厚く補償する保険に設定されていることが多いです。
例えば、4000円と設定されている場合は、4000円以下の治療費は自己負担することになります。保険は支払われません。
保険に入れる年齢
高齢になると、新規で保険に入りにくくなります。8~12歳ぐらいまでに設定されていることが多いです。保険に加入する最後のチャンスと言えます。
最近はシニアの保険もあります。10歳以上でも入れるものもありますので、万が一の手術やケガのために入っておくのも良いかしれません。そのときは、補償内容をよく確認してくださいね。
窓口精算か後払いか
保険の請求方法は2つです。
全ての保険会社で保険証が適用されるわけではありません。対応している病院や、保険会社を選ぶ必要があります。保険の選択肢は減りますが、後日請求しなくて良いのでとても楽です。人間の保険証のような感覚で使うことができます。

たまつくの治療費
たまごとつくしは、高齢になってから保険を使うことが多くなりました。かかった費用(保険適用前)を書いてみます。負担割合は50%です。
つくし病院費用
つくしは、リンパ腫・肝リピドーシスになり、亡くなりました。
50%補償ですので、缶詰以外は半分の支払いになりました。
たまごの手術費用
たまごは歯肉炎が酷くなり、抜歯しました。
食事もあまり食べれなくなり、注射も効かなくなったので、手術にふみきりました。
こちらも50%補償でした。
おわりに
保険は毎月かかるものですので、「勿体ない」と思いがちです。ただ、「お金がかかるから治療を受けられない」というのは、絶対に避けたいです。
いつでも、いくらでも入院・手術費用くらい払えます!どんとこい!というわけではない場合は、入っておくと安心だと思います。
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