こんにちは。彩桜です。
たまご(14歳)が歯肉炎が酷く、かなり痛そうで、食事を食べる量が減ったため
奥歯を全部抜く、全臼歯抜歯をしました。高齢のため、凄く凄く悩みましたが、ステロイドでも抗生剤でも痛みが引かないようなので、手術に踏み切りました。
今回は、その手術の経過などについて書いてみようと思います。
- 歯肉炎が酷く痛がって食べない!
- ステロイドや抗生剤が利かない!
- 抜歯手術ってどうなの?
という方に。
全臼歯抜歯とは
全臼歯と呼ばれる奥の歯を全て抜きます。
え!?全部?と思われる方も多いと思いますが、歯に付着した菌が悪さをしているので、歯を全て抜かなければ、一か所抜いたところで、また違う歯が口内炎を起こすことが多いのです。
猫の抜歯は全身麻酔なので、何度も手術するよりは、一回で抜いてしまった方が猫にとっても楽なのです。
たまごの場合は、もう抜けてしまってる歯もあったのですが、残っている歯も根元が腐っていたりしました。
手術の流れ
手術の予約
予約に1か月くらいかかりました。
電話でお願いして、当日の食事の事などを教えて貰います。
手術の前日と当日
絶食は守らないと、手術中に吐いて、詰まったら大変なので必ずチェック!!
術前の血液検査
受付して、最初に検査します。腎臓や心臓が悪いと、麻酔に耐えれず亡くなってしまうこともあるので、術前の検査は大事です。
祈るように検査を終え、特に問題はなかったので、予定通り午後から手術になりました。
そのまま日帰り入院です。
手術
とにかく、私達夫婦はソワソワソワソワしておりました。たまごが居ない家が寂しくてしょうがなかった。時間が経つのが本当に遅くて。夫と「まだかなあ」と言い合って過ごしました。
お迎え
16:00~迎えに行きました。
先生からの説明で臼歯はきちんと抜歯できたとのことでした。
ただ、犬歯の膿がひどく、根っこも腐っていたため、抜く予定では無かったけど「抜いて膿を出しました。」とのこと。きっと、それが一番痛かったに違いないです。
他の犬歯は抜け落ちでいるけので、今回はこれで様子みるとのことです。
痛み止め、吐き気止め、抗生剤を点滴してくれていたので、服薬などはありませんでした。
痛そうなら間で痛み止めを打つということで治るまでは、経過観察です。溶ける糸を使ったので、抜糸も必要ありません。
たまごは、結構ボーっとしていました。
鳴いたり歩いたりは、してたんですけど、布団の上に座って寝ていました。
麻酔が完全に切れてなかったみたいです。
そして、疲れてたようでした。当たり前ですよね。いきなり病院で手術されるんだから。
たまごは、21時ごろ「おなかすいた」と自分で寄ってきたので、少しウェットフードを食べました。あまり痛そうにしてませんでした。
次の日以降
良く食べる。そして、時々食べたあと固まっている。
「あれ?俺の歯…?」
って思ってるに違いない。
一週間してから、少し痛そうだったので連れて行きました。犬歯の処置したところから、少し出血。ちょっと治りは遅そうです。だいたい2週間もすると治ることが多いので、様子を見ていきましょう
という感じでした。
●痛み止めの注射:術後10日目に一回
14日たって、やはり犬歯のところが痛そうです。もう少しかかるかもしれません。
とにかく治って、美味しくご飯食べれるようになることを祈っています。
手術にかかった費用
- 手術料/53000円
- 血液検査/4770円
- 抗生剤/3300円
合計61070円
保険(50%)に適用で30535円でした。
おわりに
もっと早く、しっかり予防していれば、たまごも辛い思いをしなかったのかも?と思うと、後悔しています。若い頃から、しっかり予防をすることで、高齢になっても美味しく沢山たべれるなら、いろいろ試してみると良いと思います。
それでも、手術前より日に日に活動的になっている、たまごを見ると、手術して良かったのかなと思います。
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