食器を減らすと家事が減る!ゆるミニマリストが考える手放すコツ

こんにちは。彩桜です。

みなさんは、食器をどのくらい持っていますか?

使っていないものが、ホコリにまみれて置いてある…なんてことは、ないでしょうか?

以前の私は、可愛い食器をみると、つい買ってしまいがちでした。100円shopでは、110円で、おしゃれなものが手軽に購入できます。季節によって桜柄が並んでいたり、猫柄があったり、見ているだけでも楽しくなります。

どんどん買ううちに、使わない食器も増えてきました。面倒くさがりの私は、食器が増えると洗い物もためこみがちになります。

というわけで、食器を減らすことにしました。

今回は食器を減らすメリットやデメリット、食器を手放すコツについて、書いてみたいと思います。

  • 食器を減らすメリットって?
  • 食器棚がゴチャゴチャしていて気になる。
  • どれを減らせば良いか解らない。
  • 洗いものが多くて困っている。

という方に。

食器を減らすメリット、デメリット

食器を減らすメリットとデメリットは次の通りです。

メリット
  • 洗い物を溜めなくなる。
  • 食器棚がすっきりする。
  • 食器にホコリがたまらず、衛生的。

食器がたくさんあると、無意識に次々と出してしまうのでしょうか。服を減らすと洗濯物が減るのと同じで、食器を減らすと洗い物が減ります。

たくさん食器があったときは、一回に洗う数が多くて面倒くさいと思っていました。面倒なので、ためてしまうという悪循環です。今は、洗う数が少ないので、すぐに洗い終わります。

食器棚もスッキリし、大きな食器棚を置く必要もなくなります。

食器が少ないと、全部を使うことになります。定期的にしっかり洗うので食器にホコリがつかず衛生的です。

デメリット
  • 選択肢が少なくなる
  • テーブルコーディネートを楽しみにくい

食器の選択肢が少なくなります。

食事は目で楽しむとも言われます。

日本食だから和柄のもの、カフェランチ風に木製の食器、黒い食器でスタイリッシュに…と、気分や料理によって食器を選ぶことが難しくなります。

食材や料理によってベストな食器を考える人は、減らしすぎると、さみしいと感じるでしょう。

そんな人は、無理に食器を減らす必要はありません。同じような形、色や柄のものを持ちすぎていたら整理する程度で良いのではないでしょうか。

食器を減らすコツ

いったん全ての食器を出しましょう。全部出すと、どのくらい持っているか分かりやすくなります。食器棚に入っていると、たくさん持っているように思えないものです。

食器を減らすコツは次の4つです。

  • 使ってない物は処分する。
  • いただき物は、すぐに出す。
  • 枚数を家族の人数分にする。
  • お客様用を用意しすぎない

使ってないものは処分する

使わず置きっぱなしのものは処分しましょう。

なんとなく捨てられない食器は、この先使われないことがほとんどです。

使いにくかったり、デザインが気に入ってなかったり、他の食器のほうがお気に入りだったりするので、手に取らないのです。使わない食器は、何のためにあるのでしょうか。食器は使われてこそだと思います。

食器は過去の思い出とつながっていることが多いです。「あ、あの時このカップで飲みながら受験勉強したな…」とか。

思い出が強い場合は、写真に撮ってから処分しましょう。思い出は、心の中に刻むのが素敵だと思います。

いただき物は、すぐ箱から出す

誰かからのプレゼントは、箱から出して使いましょう。自分の好みでないものをもらったときは、誰かに譲ったり、売ったりします。使わないなら、他の人に使ってもらった方が、物も喜びます。

プレゼントは、気持ちをいただくことに意味があります。しまわれて放置され、カビが生えたり劣化してしまうのは避けたいです。

昭和時代は、結婚式の引き出物で食器をプレゼントすることが多かったそうです。祖母の家を整理していると、使い切れなかった食器が箱に入ったまま、カビが生えていました。

私は、特別な日に使おうと、箱に入れたままにすることがありました。しかし、「特別な日」って、そうそう来ないのです。わざわざ箱から出して使うのって、正直面倒です。

使用頻度は少なくても、いつも使うものと一緒に扱いましょう。

今の家に引っ越してきたとき、夫の祖母が使っていた食器をいただきました。

「いるものは使って後は処分して」ということでした。数点は砥部焼で素敵なものがあり、現在もお気に入りで使用しています。

家族の人数分にする

種類ごとの枚数を、家族の人数分にするとスッキリします。

割れた時のために、余分に買っておくのはNGです。割れたときは、そのときに買い足せばよいのです。時期がすぎたら、好みも変わるかもしれません。

夫は、すぐ割れるかもしれないからと、100円Shopで大きいグラスを4つ買いました。それから8年、一個も割れていません。他に良いグラスをみつけたので、そちらが欲しいと、結局3つ処分しました。ふたり暮らしなので2つは使わずでした。

「今」何を使いたいか考えましょう。

また、食器の用途別に種類を増やしすぎないこともポイントです。兼用できるものは兼用し、料理ごとにお皿を決めないようにすると必要な枚数も減ります。

それだと「食事がさみしい」と感じる人もいるでしょう。汁椀とスープカップは分けたい、食事のときはテーブルコーディネイトも楽しみたいという人は、食器が多くなるのは仕方ないことです。

冷たいのも温かいのもOKタンブラー。使いやすいです。

お客様用を用意しすぎない

お客様がどのくらいの頻度で、何人程度来るかを考えてみましょう。

うちにお客様は、ほとんど来ません。来てもお茶するくらいなので、食事用の食器は家族の人数分で良いと言えます。

お客様対応を決めてしまう
  • 紙コップやペットボトルにする
  • 料理はテイクアウトと決める

お料理を振舞って、おもてなしをするのが好きだという人でなければ、「テイクアウトにする」と決めてしまうのも良いと思います。

私は料理が得意ではないので、友達が来た時も外食にします。もしくは宅配ピザとか。

仕事で忙しく、お皿を洗うのが面倒で、紙皿を使っていた人を見たことがあります。それもありかもしれません。

最小限の食器だけを置き、どうしても足りなかったら紙皿で代用すると決めます。(コスパは悪いですけど。エコじゃないし)

「足りなかったらどうしよう」という不安は消えるでしょう。

ふたり暮らしの食器棚

うちの食器棚を見てみましょう。ふたり暮らしにしては多く持っています。

彩桜家の食器
  • 茶碗、汁椀、丼(各2個)
  • 深皿(3枚)
  • 平皿(大、中、小、各2枚)
  • お醤油皿、小皿(各2枚)
  • グラス(6個)
  • カップ(4個)湯飲み(2個)
  • 日本酒用の入れ物とお猪口
  • 誕生日、記念日用のコーヒーカップ
  • 木製のお皿、4点セット
  • お客様用(グラス2個、湯飲み4個)

グラス、マグカップ、湯飲みが多いのは、夫の趣味です。夫も以前の私と同じように、気に入ったグラスやマグカップを、ちょくちょく買ってきていました。

今は、一個買うなら一個捨てるとうルールを決めたので増えることはありません。

夫と共に買った思い出のものは、大切にしています。使用頻度は他のより低いですが、手放していません。

手放す候補としては、木製の食器です。うちの食事のスタイルは、大皿で出してシェアするスタイルです。木製の食器は取り皿としては使いにくかったです。

私は常備菜をタッパーや保存容器に入れずに、お皿で保存します。その分、食器が必要になりますので、深皿は多めに持っています。食器のほとんどが、冷蔵庫の中に入っているときもあります。

レンジでチンして、そのまま出せるので楽です。

おわりに

食器を処分するときに困ったことは、夫と共用の物が多いことでした。使っていなくても夫が気に入っているものを捨てるわけにはいきません。

同居している家族がいると、それぞれ好みもあるので、食器は増えやすいでしょう。

お気に入りの食器で食事すると、楽しくなります。

この機会に、使っていないものを、整理してみてはいかがでしょうか?

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